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踊る島人(フラ・タイムマシン)

イオラニ・ルアヒネハワイ神話の女神ペレやラカに愛された特別なフラ・ダンサー、と人々に言わしめた伝説のフラ・ダンサー、イオラニ・ルアヒネ。メアリー・カヴェナ・プクイと並ぶフラの歴史に残る重要人物。現代の大御所ジョージ・ナオペ氏やカワイカプオカラニ・ヒューエット氏も彼女の生徒だったという。
自然や動物のスピリットとも交信できたと言われる、とてもミステリアスな彼女には多くの逸話が残されている。なかでも僕が気に入っているのは、ジョージ・ナオペ氏が語ったこんなエピソード。

トンガの女王がFBIのエスコートでハワイ島を訪れていた。その日は強い風が吹き荒れていた。ある訪問先で車を降りるときになっても、あまりの強い風で女王は車を降りることができないでいた。すると、そこにいたイオラニ・ルアヒネが風に向かってチャントを唱えだした。風は彼女の唄に反応したかのようにピタッと止んでしまったという。コナのホテルに向かう予定を変更して、一行はイオラニの家に行くことにした。家に着くと、犬や猫や鶏や豚たちがイオラニとともにトンガ女王一行を迎えたという。心配する同行者のひとりを制してFBIの人はこう言った。「彼女は風を止めることができた。私たちは彼女と一緒にいる」。

彼女が踊るとボルケーノから鳥が飛んできた、とか、雨が止む時間を予言した、とか、そんな逸話に彩られたイオラニは、何よりフラを踊るとき、その類い希な存在感を発揮した。カヒコを踊る彼女は、恍惚としてチャントと踊りが描く神話のなかの古代ハワイに、一息に線を越えて行ってしまう。そんなフラ・ダンサーだったそうだ。

 ↓  ↓

アロハ・アーイナ~後編モーハワイのフラ・コーナーに連載中のコラム『ハワイからの贈り物』を更新しました。
前回の「アロハ・アーイナ」の続きです。“標的の島”カホオラヴェ島のその後です。

モーハワイ『ハワイからの贈り物』
アロハ・アーイナ~後編


アロハ・アーイナモーハワイに連載中のフラ・コラム『ハワイからの贈り物』に記事をアップしました。
テーマは「アロハ・アーイナ」。
ハワイ諸島のなかでもっとも小さくて傷ついた島、カホオラヴェ島について語ります。


A Letter to Hula Girls約2年前、フラレアに連載していたフラ・コラム「踊る島人」を強制終了のごとく終わらせる決意をした。下の投稿でも触れたような悲しい思いが、小さなしみが徐々に広がっていくように大きくなっていくようだった。キレイごとではない日本のフラ事情を耳にしたり肌で感じたり押し付けられたりして、正直食傷気味になっていたのかもしれない。
僕はいったい誰に何を伝えようとしているのか?
『フラを踊る喜びを知る愛すべき女性』、僕が想定していたそんな読者イメージがかげってしまう前に、想いを伝えよう。そう願って書いたのが『踊る島人』最終回の、“一方的な手紙”的原稿だった。


フラと森とラカのメッセージ 2フラの女神がいたハワイの森について考える。

モーハワイに連載の「ハワイからの贈り物」にアップしました。


本当はエッチなフラ・ソング 2性表現のしかたの違いこそあれ、フラ・ソングに込められたエロティシズムは現代に作られた歌の中にもしっかりと生きている。
色っぽいフラ・ソングに『ケ・アロハ』がある。
腕に抱いた恋人が甘い香りを放つ夜、口から漏れる声、愛の行為に感じる身体、甘い吐息に心ときめき、抱き合う二人は喜びに酔う、というような内容の、明らかなラブ・メイキング・ソングである。艶っぽい大人のお色気いっぱいな雰囲気だ。


本当はとてもエッチなフラ・ソング 1フラはセクシーである。
フラを踊るダンサーを見て、色気を感じたり、そこに性的な表現を見出してしまうのは、決して恥ずべきことではなく、むしろ当然なのである、ということについては以前も書いたが、僕はフラを見る側の人よりも、むしろ踊る側にそのことについての認識を新たにしてほしいと思っていた。なぜならフラの明るい性表現は、ハワイ的価値観に根ざした文化によるものであるから。多面的なフラのある一面に確実にある「性の謳歌」の部分を、汚らわしがったり恥ずかしがったり見て見ぬふりをしたりしていては、ハワイアン・スピリットにあふれたフラの本質をいつまでたってもつかむことができないと思うからだ。


フラと森とラカのメッセージ 1UWE KA LANI, OLA KA HONUA.
『空は泣き、大地に命を宿す』というハワイアンの格言。

フラの女神がいたハワイの森について考える。
モーハワイに連載の「ハワイからの贈り物」にアップしました。


フラ・ガールのイメージ 2ハリウッド映画のフラ・ガール

ハワイを舞台にしたハリウッド映画のなかで興行的に成功した最も古いものは1932年の「バード・オブ・パラダイス」だと言われている。白人男とハワイ原住民の娘が恋に落ちる冒険とロマンスという内容が、いかにもという感じだが、この映画を筆頭に多くのハリウッド映画のなかで、フラ・ガールは腰蓑やセロファン・スカートをはき、ハパ・ハオレ・フラ・ソングに合わせて腰を振っている。ハリウッド女優の性的魅力を映し出す格好の役回りであったわけだ。


フラ・ガールのイメージ 1♪青い太平洋の向こうの島へ
♪帰りたいという思いが消えない
♪理由は明快
♪思い焦がれるあの人

♪それは茶色い肌の女の子
♪腰蓑はいて
♪草葺の小屋にいる
♪ハワイのあの娘

Little Brown Gal (1935)


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ALOHA AlohaSoundのchiek... (chieko) こんにちは だいすけさん... (nanase) この記事を読んでいるとき... (ハル) 行きたーい!!! 本当に... (ハル) おはようございます。ダイ... (Y) なにかの お告げなのかな... (naoko) メリー・モナークのDVDで... (メローナ) kainaniさんのこの詞、大... (とらねこ) だいすけさん お久しぶり... (nanase) 10年ほど前にハワイへ遊... (さーや)
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Profile
ナビゲーター Nui Daisuke
吉見大介:
E-mail: NuiDaisuke@gmail.com
雑誌、インターネット、ラジオなどのメディアで、フラとハワイアン・ミュージック、ハワイの文化と自然の魅力について発信している。文筆家、コーディネーター、ナレーター、写真も少々。
ハワイ在住18年、ハワイ大学卒業。
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